納得の「SE35歳限界説」。転職の道を考えるべきか

SEの世界には長年いわれていることがあります。それは「SE35歳限界説」です。これは35歳を境目として体力的に限界を感じてこの業界を去っていくというものです。実際に過酷な現場では1日に3~4時間しか睡眠時間が取れなかったり、残業が当たり前の世界であることは確かです。そのような過酷な現場であるため、20代ならがんばりがきいていた体も30歳を超えるあたりから体力的に限界を感じてくるのは当然です。

IT業界はますます需要も増えて規模が大きくなる一方ですから、現場に人が足りないというのが仕事が過酷になる一番の理由でもあります。この状況は今後も続くでしょう。実際にIT業界の中でもSEの業務は過酷で、システムに何かトラブルが発生したりすると、寝ずの復旧が大前提になります。そのためこの業界から他職種へ転職する人は、20代で40%、30代で38%、そして40代になると何と半数の人が違う業種への転職をしています。

ただし、まったくの畑違いの職場ということではなく、やはりSEとして今まで培ってきた技術や知識を最大限に生かせて、さらに肉体的にも楽ができる仕事についている人がほとんどです。たとえばパソコン教室の講師であったり、企業の中でネットワークの保守・点検業務などです。定時始業・定時就業の職場に転職することで、精神的にも肉体的にも余裕ができますから、結婚している人は家族を大切にできますし、独身の人は結婚に踏み切ることも多いそうです。

SEとしては体力的に限界、転職したいがどんな道があるのか

実は様々な道が開けているのがSEで、30代後半から40代の方は是非参考ヒントになるものがあると嬉しいです。

知り合いのSEはプログラマからSEになり、その後IT系の講師業に転職しました。大企業のグループ会社などではラーニング◯◯といった教育部門をもうけている事がありまして、中途採用者が多いのでお勧めです。仕事内容も今まで自分がしてきたことやプログラミングや開発のことを教えるだけなので、一定のスキルがあれば問題なくできるでしょう。

他にはベンダー系SEから少しでも楽になるのであれば社内SEも良いですね。大企業の社内SEと中小企業の社内SEではだいぶことなります。中小の場合は100人に対してSE1人、PC、サーバーのおもりをするぐらいの規模感です。大企業の場合は発注する側としてのSEになり、複数の人間でまわします。どちらも大変な部分はありますがやりがいもあり、残業も少なめということで人気です。