SEのUターン転職の実情とは

地方の学校を卒業後、東京や大阪へ行って大きな仕事ができる大企業で働きたいとか、キャリア形成を考えると地元の企業よりも全国規模の大きい会社の方が将来有望だなどの理由で、地元を飛び出す人も多いようです。

しかしそのようにして都会に出て行った人の中には「最初から東京での生活は5年と決めていたから、その後はuターンをするつもり」とか「地元の両親のこともあり、30歳までには帰ろうと思っている」というように、計画的にuターンしてくる人もいます。また、都会での生活が合わなかったり、突然の勤務先のリストラや倒産などで地元に帰ることを余儀なくされた人達もいます。

SEの場合、他の職種に比べるとuターン転職は比較的有利にスムーズに行われることが多いようです。地元の企業では大手に勤務していたSEを歓迎します。やはり大手で培ってきたノウハウは貴重です。「開発の上流工程を担当していた」「新しい技術を持っている」「大きなプロジェクトに関わっていた」「チームリーダーとしての経験がある」などの実績を持っていれば、ほとんどuターン転職は成功するといっていいでしょう。

また、地元ならではの結びつきというものもあります。取引関係にある企業からは信頼関係上、いくら優秀な人物であっても引き抜くことはできませんから、必然的に外部からの優秀な人間を採用する傾向が強くなります。

Uターン転職では、会社の規模を重視するよりも経営者の考え方や、仕事の内容に重点を置いて地元情報に強いハローワークなどで情報を収集しましょう。

ハローワークには落とし穴も

御存知の通り、ハローワークに出ている求人は大小、ブラック、ホワイト全てあまねく企業が掲載されています。ハローワークの仕組み上、求人掲載を拒否することが出来ないため、しかたがないのです。

ということはブラック企業に入社してしまうリスクが多分に含んでいると言って間違いありません。いかにしてブラックを回避するか、それはリクナビを使うことが先決です。地場企業への理解度があるかどうかは担当者に依存してしまいますが、詳しい人にあたれば、働きやすい会社を紹介してもらう事ができるからです。

せっかくのSEとしての能力とキャリアがあるのだからそのキャリアを大切にいきましょう。Uターンとなると概ね条件(収入)は減ってしまう事がままあります。本当に年収を下げて良いのかよく検討されることをまず考えて欲しいですね。